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life

雲話家奥一軒

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
 今日は土用のうしの日なので、町でうなぎを一匹買ってきました。
 ところがそのうなぎを料理しようとしたら、つるりと手がすべってうなぎが逃げ出しました。
「ま、待ってくれえ」 交友
 おじいさんが追いかけると、うなぎはぐんぐん空へのぼっていきます。
 おじいさんも負けじと、空へのぼっていきました。 qiaobaby

 すると雲の上の広い野原の中に、一軒の大きな家があったのです。
 おじいさんがこわごわ家の中をのぞいてみると、奥から鬼が出てきました。
「そこにいるのはだれじゃ! 何しに、ここへやってきた!」 qiaobaby的创梦空间

 おじいさんはうなぎを追いかけて、ここまできたことを話しました。 玫瑰红的离骚梦

「よし、わかった。ちょうどいいところへきてくれた。二、三日ここにいて、わしの仕事を手伝ってくれ」
「でも、鬼さんの仕事の手伝いとは? 言っておくが、人を食うのは嫌だぞ」
「あはははは。心配するな。わしは鬼ではなくて、かみなりだ。これから娘をつれて、雨をふらせに行く。毎日、夕立ちをふらさなくちゃいけないので、忙しくて困っていたんだ。さあ、さっそく出かけよう」 qiaobaby的個人空間

 かみなりは七つのたいこをかつぐと、娘さんに火打ち石を、おじいさんには水の入ったかめをわたして雲に乗りました。
 しばらく行くと、おじいさんの住んでいる村が見えてきました。
「いいか、娘が火打ち石を打ち、わしがたいこを叩いたら、そのかめの水をちょっぴりまいてくれ」
 さっそく、娘さんが火打ち石を打ちました。
 すると稲妻が、ピカッと光りました。 qiaobaby

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